【省エネ基準適合住宅】を解説!2025年以降、通常の新築は住宅ローンが受 けられない理由とは
これから家づくりを始める方が抑えておくべきポイントとして「省エネ基準適合」があります。
住宅に一定の省エネ基準が求められるだけでなく、基準を満たさない場合、住宅ローンの減税 (控除)が受けられない可能性もあるのです。
今回は住宅の省エネ基準適合について詳しく解説。省エネ基準とは何か、何故省エネ住宅が良 いのか?などを紹介します。新築を検討中の方は必読です!
住宅の省エネ基準とは?
何故、住宅に省エネ基準を求めるようになったの?
省エネ基準について解説する前に、なぜ今「省エネ住宅」が話題になっているのか、その理由を 見ていきましょう。
住宅の省エネ化が促進されているのは「2050年カーボンニュートラル」の実現が背景にありま す。
これは地球規模の気候変動問題に伴い、世界各国で「温室効果ガスの排出を全体としてゼロに する」ことを目標にうまれたものです。
実は、住宅は冷暖房などの使用により、多くの温室効果ガスを排出しています。その排出量は以 下の通りです。
・日本のCO2排出量のうち、住まい(家庭部門)からのCO2排出量はその16%に当たる年間1億 9200万トンを排出しています。
(出典:「COOL CHOICE」「住まい」のCO2排出量・エネルギー消費量
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/kaikae/housing/)
このような背景から、日本では2025年度からすべての新築住宅に省エネ基準適合を義務付けを 決定しました。
これは新築だけでなく、全ての建築物に義務化が求められています。
省エネ基準を満たす家にするには?
省エネ基準適合を示すものとして、以下の2つの基準が設けられています 。
・「断熱性能等級4以上」
断熱性能を示す指標。建物がどれだけ熱を逃すかを「UA値」で算出します。
・「一次エネルギー消費量」
住宅設備の使用による消費エネルギーの数値。冷暖房のほか、換気や給湯など住宅全体の合 計値です。
簡単に言えば、省エネ住宅には「断熱性能」と「少ないエネルギーで快適に暮らせること」が求め られます。
断熱性能が高い住まいは、熱の逃げが少なくなり、エネルギー効率が高くなります。そのため、 冷暖房を過度に使用しなくても、夏や冬でも快適に過ごせます。
また、太陽光発電により「創エネ」し、暮らしに活用することも注目されています。
そのほか、一定の基準を満たしている省エネ住宅は認定を受けることができます。 例えば、「ZEH住宅」「長期優良住宅」「低炭素住宅」などがあります。
【重要】今後は省エネ住宅以外は住宅ローン控除の対象外になる!
省エネ基準適合の改正に加え、住宅ローン控除の条件も大きく変更になりました。
※国土交通省「住宅ローン減税の概要について(令和4年度税制改正後)」より
表の下にある「その他の住宅」とは省エネ基準適合を満たしていない住まいを意味します。
つまり、2024年〜2025年に「その他の住宅」に入居する場合、住宅ローン控除を受けることが出 来なくなるのです。
数年後には住宅ローン控除の対象外となるため、これから新築住宅を建てる場合は「省エネ基 準適合住宅にするのが条件」と覚えておきましょう。
アイフルホームの住まいは省エネ適合基準を満たしています
私たちは省エネ住宅基準に適合した家づくりをしていますので、2025年以降の義務化後も安心 してお住まいいただけます。
例として、今年から発売されたセミオーダー住宅「Lodina(ロディナ)」の断熱性能について紹介し ます。
「Lodina(ロディナ)」は2つの断熱仕様からお好みで選べます。
■ZEH基準相当のハイグレードな断熱仕様
UA値 0.49w (㎡・K)(4〜7地域)
0.39w (㎡・K)(3地域)
「UA値」は数値が低いほど、断熱性能が高いことを示します。
省エネ住宅であるZEH基準の断熱性能なので、非常に快適な住まいを実現できます。
■快適に過ごせるスタンダードな断熱仕様
UA値 0.73w (㎡・K)(5〜7地域)
0.55w (㎡・K)(4地域)
0.44w (㎡・K)(3地域)
国が定めている「建築物省エネ法」における断熱性能をクリアし、快適な毎日を過ごせます。 ※試算プランの場合
省エネ基準適合住宅にすると何がいいの?
実は住宅が省エネ基準を満たしていることで、住宅ローン控除以外のメリットも多くあります。
■補助金が給付される
一定の省エネ性能を満たしている場合、家づくりの際に補助金の給付を受けられます。 中には、100万円ほどの補助金を受けられる制度もあり、お得に家づくりをするなら利用しない 手はありません。
住宅ローン控除と合わせて、金額面でのメリットを受けられます。
■光熱費を節約できる
省エネ住宅は高断熱でエネルギー効率もよいので、冷暖房に頼りすぎなくても快適に過ごせるよ うになります。
冷暖房の使用が減ることで、光熱費を節約でき、家計の負担も軽減します。
■住まいを長持ちできる
断熱性が低い住まいは、家の中に温度差が生まれ、結露が発生しやすくなります。 結露は天井や建材のカビや腐食にもつながり、家の耐久性を低下させる危険性もあります。
また、結露があるとカビやダニが発生しやすいのも注意点です。シックハウス症候群やアレル ギー皮膚炎などを引き起こす可能性があります。
省エネ基準適合住宅のデメリットは?
省エネ住宅を建てる場合、高性能な断熱材や設備機器が必要になるため、一般住宅よりも費用 面の負担は増えます。
ただし、補助金を活用することで家づくり費用を抑えられること。
光熱費が安くなる・住宅ローン控除を受けられることで、ランニングコストを削減できること。
この2点のメリットがあるため「長い目で見れば、お得に暮らせる」のが省エネ住宅の大きな魅力 とも言えます。
省エネ住宅を建てるなら、アイフルホームにお任せください
これから新築住宅を建てる方は、住まいの省エネ性能が重視されるようになります。 国では2030年までに全ての新築を、より省エネ性能が高いZEH水準で建てることを目標としています。
住宅の省エネ化の流れは今後も加速していくのは間違い無いと言えるでしょう。
アイフルホームでは、高断熱仕様の快適な省エネ住宅をご提案しています。 家づくりのご相談はもちろん、住宅ローンや国策補助金についてのご相談も承っていますので、 まずはお気軽にお問い合わせください。
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